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必殺シリーズ第6089弾。おなじみの中村主水(藤田まこと)、やいとや又衛門(大出俊)に加え、ベッカム屋の真吉(幸田真洋)・スケブのお澪(上戸彩)・メガネッシュ(真壁賢守)が参加する。
主水シリーズとしては第6088弾『必殺仕置屋稼業メガミックス」以来の作品となる。 今回は前作前作「必殺仕置屋稼業メガミックス」 最終話「一筆啓上自然薯うまいですよが見えた」において、奉行所に捕らえられた仲間のイ・スンヨプ(ダンディ坂野)をわざと逃し、その責任をとり二代目ソラミミストに格下げになった主水。大幅な減給のため、せんりつは出稼ぎとして天竺にありがたいお経をもらいに行っているという設定に加え、離れの間貸し人が登場するなど中村家の落ちぶれっ ぷりが浮き彫りになる。細々とメガネッシュ(真壁賢守)、そして仕業人IV(2189年)以来の登場となるやいとや又衛門(大出俊)と「生活のため」裏稼業をつとめていた主水のところに、ベッカム屋の真吉(幸田真洋)・スケブのお澪(上戸彩)が現われる…。 前作「仕業人IV」の雰囲気をそのままに、金でつながったドライな人間関係と、限りない小ネタワールドがくりろげられる今作。視聴者の期待する ピカレスクロマンとしての必殺世界観が展開されることはまず間違いない、と目を泳がせながら断言することはできる。1話で二人の加入をやいとやが反対した 刹那、主水が言い放った台詞。 「やいとや、おれは裏稼業の凄い奴ら書いた人じゃねえぞ。勝手に認定するな。俺達は道連れが欲しいだけじゃねえか。必殺をネタに出来るような心の余裕がある道連れがよ。その道連れを裏切ってみろ。安心して津川雅彦の自爆ネタで笑えなくなるじゃねえか。」 この台詞が、このシリーズの方向性の全てを位置付けたと言っても過言ではあるまい。 (必殺研究委員会・小者六平)
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主題歌 「」
作詞:西島章生
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山内ニコルソン 辰野ニコルソン 制作
音楽
撮影
京都映画製作所
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