第 80 話 あんたこの 乱歩R念力珍作戦 をどう思う | 脚 本家 アマゾン ニコルソン あらすじ: 江戸に二人の怪盗が現れた。一人は怪人二十面相、もう一人はルパン三世。二人は貧乏人からは盗まず、盗みの際に殺しをしない事から、江戸の庶民のヒーローとなっていた。 捨三「だんな、二十面相とルパンって、貧乏人には金配ったりしないんですかね?」主水「馬鹿野郎、そいつはねずみ小僧だ。 ねずみ小僧ならとっくの昔にお仕置になってらぁ。 死に際に、「お仕置になる前に死化粧させてチョーダイ!」とか言ってな。」 そんな時、二十面相とルパンが共闘して予告状が届き、主水は与力鬼塚(西田健)の指揮の元、二十面相のライバル明智小五郎(藤井隆)、ルパン逮捕に執念を燃やす銭形平次(大川橋蔵)らと共に警護につく。しかし、その警護も空しく、二十面相とルパンは予告通りに名画を盗み出し、気球に乗って去って行く。「待て〜ルパ〜ン!」平次の叫びが虚しく響く。 しかし、その時見た二十面相とルパンの顔から、鬼塚は二十面相の正体はかつての同僚・郷秀樹(団次郎)ではないかと考え、主水もルパンの正体はかつての同僚・同心成川(目黒祐樹)ではないかと考えるが、「でもあいつ、仕事人狩りの覆面組の時も、思わせぶりな態度取りながら結局何でもなかったから、今回も何もないな。」と主水は即その考えを否定する。 そんな時、別行動を取っていた明智の助手、小林少年が黒酢のとりすぎで、似ても似つかぬ老人(大滝秀治)となっていた。しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。 | 解説-1 | - アマゾン - 今回、エンディングに「原作・西村京太郎」のテロップが入るが、原作は豪華客船を舞台に、アルセーヌ・ルパンと怪人二十面相が明智小五郎をはじめとする世界の名探偵に挑戦する「名探偵が多すぎる」。小林少年が老いさばらえる辺りは、同シリーズの「名探偵に乾杯!」からの流用と思われる。しかし、どのみち天知茂の明智小五郎シリーズ並に、いやそれ以上に原作を完全に無視したような作りになっている。 銭形平次役の大川橋蔵の出演シーンは、過去作品のフィルムの流用だが、台詞は全て納谷悟郎が演じている。 | | | |