このコンテンツの内容は『必殺仕業人』もしくは『必殺シリーズ』とは無関係です。絶対に。
キャスト  オープニングナレーション
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第 20 話 あんたこの 決戦!大海獣 をどう思う
 脚 本家 雨園 ニコルソン
あらすじ:
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江戸近海の海で、漁船やタンカーが沈没する事件が相次いだ。下手人は大海獣ドラゴノザウルス(SMAP)。 仕業人はタンカーの乗組員の家族からドラゴノザウルス殺しを依頼され、真吉はカプチーノ号2000の新機能で海上を走り、ドラゴノザウルスの捜索に出る。置いてきぼりにされたやいとやは、仕方無く小舟で海に漕ぎ出す。 だが、その前にドラゴノザウルスが現れ、やいとやに襲いかかる。カプチーノ号2000の攻撃もむなしく、ドラゴノザウルスはやいとやを飲み込み、海中深く潜って行った。 光子力研究所のトイレで落ち合った仕業人たちは、真吉から事の顛末を聞く。ステゾー「何て事だ・・・やいとやがドラゴノザウルスに食われてしまうなんて・・・」 真吉「・・・あのままでは生きてはいまい・・・」 ステゾー「生きてはいまい?!真吉さん!・・・あんたの言う通りだな。」 澪「(スケブに)死んだのならとっとと攻撃すれば?」 主水「そうだな、10倍にパワーアップした仕業人ロボGで出撃だ!」一同「ラジャー!」仕業人ロボG(阿藤快)に乗り込み、出撃するスーパー仕業人軍団。その時研究所にはドラゴノザウルスの体内からやいとやの助けを求める通信が入っていたのだが、菊池俊輔作曲の出撃BGMにかき消され、仕業人たちの耳には届かなかった。 再び現れたドラゴノザウルスに対し主水は、「貴様にも味あわせてやる、仕業人ロボの恐ろしさをな〜!」と、石川賢調の顔から仕業人ロボGの必殺技、シワザニンスパークを叩き込む。爆発炎上するドラゴノザウルス。しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1解説-1
 - 雨園雷多 - 
ラスト、やいとやを飲み込んだまま爆発四散したドラゴノザウルスの肉片が海に落ちる中、菊池俊輔作曲のBGMに乗って仕業人ロボGが海上を飛び、アップになった所で、画面の下に「これまでの事は無かった事にして下さい」のテロップが流れ、またもパターン通りの展開になり、シワザニンスパークのカタルシスが薄れる印象の強い回。 だが、この回だけのために仕業人メンバー一人一人の名前や技を歌詞におり込んだ主題歌「いざ行け!仕業人軍団」が作られた点は評価に値する。ちなみに主題歌にはやいとやの名前は無い。
第 21 話 あんたこの スガカン をどう思う
 脚 本家 とつか ニコルソン
あらすじ:
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湊屋儀兵衛(菅貫太郎)は実の兄を毒殺し、湊屋の身代を乗っ取る。葬儀の不審に気付いた墓掘り人足の政吉(菅貫太郎)は、流れの小悪党・岩松(菅貫太郎)と共に儀兵衛にゆすりをかけるのだが、実は、儀兵衛の裏には北町奉行・牧野備中守(菅貫太郎)が控えていた。牧野は、手下の板野(菅貫太郎)を差し向け二人を始末し、公事師の会田玄斉(菅貫太郎)に事後処理をさせる。二人は今際の際に「俺(たち)も相当のワルだと思ってたが、上には上が居やがった…、負けた、負けだよ…」とつぶやく。何故こうなってしまったのか、何故こんな人間になんてしまったのか―?そこに木更津の助け地蔵の声(木村功)がする。「一つ君に宿題を出そう、もし、君がタイムマシーンに乗って数百年をさかのぼり、君の三代前のおばあさんを殺したとしたら、現在の君はいなくなるか?」、と。作り変えられない過去なんてない、母親を殺さなければ!「私」(菅貫太郎)は時空を超え、少年時代の恐山にたどり着くのであったが、しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1解説-1
 - とつか - 
本回はスガカンに一人複数役をやらせいたら何時の間にか『田園に死す』になっており、田圃の真ん中で「私」と疋田兵庫(菅貫太郎)が将棋を打つ、「私」と母親が新宿駅前の交差点に座敷のセットを置いて飯を食う、など印象的なシーンが多い。殺しの標的は湊屋や牧野に置かれ、頼み両は湊屋の隠し金・三千両ということになる。大名行列に挑む難関を越えた仕業人であったが、「私」が母親と会ったことから生じたタイムパラドックスのために仕事そのものが無かったことになる。「500両パターン」と「なかったことパターン」を同時に行いたかった、とは脚本家の談だが、ネタ元の判りづらさもあり、微妙。他にスガカン主演の映画なんて無ぇしなぁ・・・。
第 22 話 あんたこの 宇宙陰陽の構え をどう思う
 脚 本家 ワンダバ ニコルソン
あらすじ:
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さあ、やって参りました仕業人ファイト。ベッカム号でルンルン気分でドライブの真吉、そこに現れたのは現れたのは、やいとやだ。「おいおい、お前ぇ、いい車に乗ってるじゃねえか、俺にも乗せろよ」「馬鹿さわるな、俺の車なんだぞ」真吉のエルボーが顔面に炸裂!「この野郎!やりやがったな!」あっと負けじとやいとやの反撃だ!両者激しいもつれ合いになりました。「おいおい、やめねえか」すかさず中に割って入ってきた主水。「うるせぇ!てめぇは黙ってろ」「そうだ!馬のでるまくじゃねぇ」あっとこの言葉に怒った主水、たまりかねて喧嘩に加わった。さぁ、この三つ巴の争いを制するのは誰か?おっと主水、真吉、協力してやいとやに襲いかかる。やはり最初にやられたのはやいとやだった。弱い、弱すぎる。やいとやを倒して勝ち誇る真吉!「南町の者です… ズビュ」でたー主水の伝家の宝刀セコ突きだーー!!あまりにせこいせこ過ぎる。やはり最後に正義は勝つ!しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1解説-1
 - ワンダバ - 
この回にはゲストが一切出演しておらず、山田二郎アナウンサーによる実況をバックに、仕業人たちが採掘場で格闘戦を演じるという、往年の名作「必殺魔女っ娘ファイト」に代表される「必殺ファイトシリーズ」を模したものになっていたが、これは脚本家ワンダバニコルソンの多忙のための苦肉の策で、脚本なしの全編アドリブで作られたものだったらしい。そのためか、主水は明らかにモンド君ショー用のアトラクション用の着ぐるみであり、やいとやは手のみの吹き替えという超低予算で作られていた。なお、この回を担当した松野ニコルソンは、「難しいホンはいつもワイのところに来るんやが、ホンがないのは初めてや…」と嘆いていた。
第 23 話 あんたこの 一筆啓上祝DVD化が見えた をどう思う
 脚 本家 ステーシー ニコルソン
あらすじ:
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鳶辰X(田島屋伝兵衛)の家で主水が仕置屋のDVDを観まくっていると、突然TVの画面に澪が現れる。「今日は仕置屋と仕業人のコラボなの」と書いたスケブを掲げてにっこり笑う澪。すると主水が画面の中に吸い込まれて…気がつくと、主水はおこう(中村玉緒)の店で髪を結われていた。「ま〜お客さん綺麗な髪やわー」あっという間にヘアスタイルを直径2メートルのアフロヘアーにされた主水を見て、ステゾーが風呂屋の釜場で大笑い。仕方なく近所の飯屋に入る主水。おはつ(ナオミ・キャンベル)「おじさんいらっしゃーい」「やあおはつちゃん、今日も殺人的なセリフ棒読みっぷりだね」いつものめざしとカスタードプリン定食を注文すると、店の奥から亀吉(小松政夫)が裸エプロン姿で登場。「何さぼってんです旦那?仕置屋は見つかったんですかい?」さらにアンナミラーズのウェイトレス姿の与力・村野様(宗方勝巳)も。「中村、何をぼやぼやしておる。仕置屋は見つかったのか?」プリンをのどに詰めてうぐうぐ言ってる主水の目の前を、おにぎりを目いっぱいほおばった市松(沖雅也)が猛スピードで走り去る。「あっ仕置屋だ!」「待てー!」しかし市松の「GO!スカイヤー!」の掛け声とともにカプチーノ号セスナ機風味が飛んできて、豪快に跳ね飛ばされる亀吉と村野様。真吉「八丁堀、楽しんでるかい?そろそろオチだぜ」すると屋根の上から「やめてとめてやめてとめてー!」と大騒ぎしながら何か落下してくる。ひゅるるるるる、ぐしゃ。主水の足元に落ちてきたのは…やいとや?澪「(スケブに)文字通りこれでオチなの」やいとや「もーいやこんな生活…(ガク)」しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1解説-1
 - ステーシー - 
この回以降、番組OPタイトルが糸見渓南から澪の丸文字にチェンジ。しかも「必殺仕業屋稼業」と最初から大誤植をやらかしたことで有名な回。この他にも宗方勝巳と小松政夫のシーンは仕置屋の「一筆啓上これが私が見えた」のフィルムの使いまわしだし、沖雅也のシーンはおなじみのアイキャッチアニメ(テケトン)に「いちまつ」と書き込んだだけのシロモノ。やる気の有無についてスタッフを小一時間ほど問い詰めたい仕上がりとなった。おはつ役の女優が何気に変わっている気がするが、山内Pによれば「本人でしょ?セリフも見事な棒読みだったし」とのこと。
第 24 話 あんたこの アストロドカンガー をどう思う
 脚 本家 にしじま ニコルソン
あらすじ:
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また例によって今日も新たに、咎人どもが入っていく小伝馬町牢屋敷…そしてニコニコしながら銀次がまた叩きの列に並ぶ…と今回は何?なんか変な緑色のジュース飲まされたりしてるし…またアレか?最近ご無沙汰の「これが私パターン」なのか?そこに手ぬぐいとTシャツを持った主水が通りがかる。銀次「だんなあ、今度のあれ何です?」主水「銀次、知らなかったのかオメエ…察しの通りだ」そのころステゾーは中村家離れの古河屋秋三郎にそそのかされ、新兵器地雷パン(阿藤海)の実験中。「最後は派手に散ろうって決めたろう…ライクザファイアーボール・・・」秋三郎の一にらみで、ひいいいいーーーーっ!という悲鳴とともに牢屋敷にブツを投げ込み逃げるステゾー。予想外の威力で、例の緑色の液体を飛び散らせながら吹き飛ぶ牢屋敷。手ぬぐいのおかげで被害を免れた主水が見たものは…えーっ!擬人化美少女、牢屋敷たん(山田五十鈴)誕生!?しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1解説-1
 - にしじま - 
常に時代をリードする必殺スタッフによる「萌え」へのアプローチの末、間違って生まれてしまった回。コスチューム・妙な口癖(うみゅう)・好きな食べ物(かんてんぱぱコーヒー味)などどれをとっても萌える要素は完璧であったが、演じ手が山田五十鈴御大であったことがつくづく惜しまれる。むしろとばっちりを食ってかわいい女の子に変身した銀次を演じた鶴田忍のほうが断然萌えたとは、のちの「必殺シリーズをそこはかとなく創った男」での山内ニコルソン談。
第 25 話 あんたこの チキチキマシン猛レース をどう思う
 脚 本家 雨園 ニコルソン
あらすじ:
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主水のかつての仲間、鉄砲玉のおきん(野川由美子)がアラブの大富豪と結婚、見事玉の輿に乗る。おきんは手にした巨額の富で、自らの名を冠した自動車レース、『キャノンボール』を開催する。しかし、このレースには思惑があった。京都を荒らし回る暴走族をレースに招待し、そこで仕置するのがおきんのもくろみであった。 おきんから殺しを依頼された仕業人は、真吉のカプチーノ号2000でレースに参加、助っ人として人蛍の五郎(篠田三郎)も現れ、ラビットパンダでレースに参加する。 ついに暴走族を追い詰めた仕業人だが、その時「ダンダンダ〜ン♪」の声とともにキャプテン・ケイオスを名乗る謎の男(ドム・デルイーズ)が乱入。さらに他のキャノンボール参加者(バート・レイノルズ、ロジャー・ムーア、ジャッキー・チェン、サミー・デイビスJr他)もなだれ込み、大乱闘と化す。しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1解説-1
 - 雨園雷多 - 
某映画評論家に、「出演者が大幅に変わり、スケールダウンの感は否めない『キャノンボール3』より、よっぽど『キャノンボール』の続編らしい作品」と評価された作品。ラストの大乱闘では、仕業人たちも大振りなアクションで殴る・蹴るといったアメリカンチックなアクションで戦い、非常にバタ臭い仕上がりになっている。エンディングは言うまでもなく、主題歌に乗ってのNG集。
第 26 話 あんたこの イナヅマギンガー をどう思う
 脚 本家 とつか ニコルソン
あらすじ:
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いきなり大規模な仕業人狩りが行われ、ちゃっかり覆面組まで組織される、仕業人を一般名詞のように扱うのはどうか?特に仕事人(T)の一話では「仕業人や商売人の類はいなくなった」って言ってるし、というツッコミを無視して。覆面組の行動隊長・倉間鉄山(菅貫太郎)は以前の失敗の反省から、五人の若者(佐々木剛・高峰圭二・森次晃嗣・宮内洋・大葉健二)を選び出し覆面組の機能を彼らに限定・集約することでより高い機密保持を図り、折角だから五色に割り振る。「名前は・・・フクメンジャー?」と適当に決められた彼らは、いつの間にか復活していた萌えの会(石橋雅史)や午の会(潮健志)や天誅屋(飯塚昭三)などを「問答無用、詮議無用」を合言葉に覆面組バズーカで次々に吹き飛ばす。巨大仕業人には覆面組ロボ(大前均)の出番だ!覆面博士(戸浦六宏)が次々と新兵器を発明し、併せて次々と作られる覆面組グッズも売り上げ好調だ。それもその筈、倉間はおもちゃ問屋・万代屋(江幡高志)と癒着していたのだ、このままでは六人目が登場するのも遅くない。ロボも二号(阿藤海)三号(綿引洪)と・・・。そんな中、遂にやいとやが「凶」のおみくじを落としてしまう、このままでは主水たちの身も危ない!やられる前にやるしかない、真吉の探りから判明した覆面組のアジト(ビッグベーザー)に向う仕業人であったが、しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1解説-1
 - とつか - 
覆面アメリカ(大葉健二)のハイレグが膨らんでいたことが子ども達のトラウマになった本作。覆面組の正体を探るために夜な夜な同心を片っ端から轢いていく真吉や、やいとやの針が(また)折れてピンチに陥る、など、工藤ニコルソン監督らしい矢鱈とハードな演出が目立ち、熱の入りようがヒシヒシと伝わってくる。極めつけは目をつけられたやいとやを仕業人一同が直接的に袋叩きにするシーンで、熱が入る余り、その中に監督みずからが交じっているのは語り草。頼み人となった主水の旧知の仕業人・コサック屋の謙作(森田健作)が覆面組の手にかかり、「氷いちご食いてぇなぁ・・・」と言い残して死ぬシーンは印象深い。「大手殺し屋組織が潰れることで、却って一匹狼タイプの殺し屋の動きが活発になるという描写は、これからの路線変更(山内ニコルソンP恒例の思いつき)を思わせるが、なかったことパターンがあるので安心だ」というナレーション(大平透)には、製作陣の余裕すら窺える。
第 27 話 あんたこの ぼくの考えた最強怪人・ショオカキング をどう思う
 脚 本家 雨園 ニコルソン
あらすじ:
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今日も今日とてやいとやをのけものにしてミスドでくつろぐ仕業人一同。ステゾー「ところで・・・仕業人Xのオープニングナレーションってどうなったんスか?」ステゾーの何気ない一言に凍りつく一同。 主水「そ、そんな事言ってもおめぇよ、VもWも決まらないまま終わったんだ。どうでもいいじゃねぇか。」真吉「そ・・そうそう、あはは・・・(ひきつった笑い)」ステゾー「でも決めるんなら今のうちっスよ?」澪「(スケブに)そこまで言うならお前が考えろ。」ステゾー「え?俺がっスか?まいったなーそこまで言うなら・・・アーッ!!」突然立ち上がるステゾー。その視線の先には、先日白木屋で身勝手な自惚れ、ではなく一目惚れしたお清(西崎緑)が・・・「オネエ〜ステステ〜!」またも意味不明な言葉を発してお清を追いかけるステゾー。 主水「あの野郎、余計な事言っておいて、勝手にどっかいっちまいやがった・・・」真吉「でもこれで何とかおさまったか・・・」「一般公募しちゃあどうですかい?」突然主水たちの背後から声をかけるやいとや。のけものにされていたやいとやは、こっそり後をつけ、のけものにされた悔しさを押し殺し、クールな表情を装っていた。やいとや「元を正せば仕業人のタイトルだって一般公募で決まったタイトルなんだ、ナレーションも公募しても・・・って、オイ!人の話は最後まで聞け!」やいとやを置き去りにして店を出ようとする主水たち。 かくしてオープニングナレーションが江戸の庶民たちに公募される事になったのだが・・・しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1解説-1
 - 雨園雷多 - 
触れてはならない事に触れてしまった雨園ニコルソンの問題作。ナレーションの公募は実際に視聴者に向けて行われたが、結果は必殺マネっ子漫画に出てくるような的を得たんだか得てないんだかわからない、微妙なモノばかりが送られ、『該当作品なし』となり、現状維持が続く。劇中では、やいとやが自分の住所を公開して公募したため、鳥居耀造(岸田森)により再結成された覆面組「フクメンバルカン」がやいとや宅に押し入り、絶対絶命のピンチを迎える事となった。
第 28 話 あんたこの デフレスパイラルモンキーズ をどう思う
 脚 本家 にしじま ニコルソン
あらすじ:
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「なにい?ベッカム屋、6/26・27にぽんプラザ(福岡市博多区祇園町)でホールブラザーズの公演だとう!?」あからさまな宣伝台詞に歯をがたがた浮かせながら主水が叫ぶ。「で、そいつはいったいどんな芝居なんだ?」「あー、そいつはだな八丁堀。黒子の人間がまぎれてさりげなく殺人犯しても気付かないようなやつだ」じゃあホールブラザーズの皆さん皆殺しって事でオッケー?まあその後なんとなくしっかりしろいパターン(ちなみに依頼人はサル)で彼ら殺しを引き受けた主水が下見で見た先は…アレはまさしく涯之助の生き写し…役者ネオ十郎(切口健)。しかも舞台上の殺しということで今回カプチーノ号が使えない真吉。音響ブース(阿藤海)から手をこまねく彼の背中に何故か離れの住人秋三郎の姿が…「コイツを使うんだ…」これはレインボーのパン…?「お前に、レインボー」去っていく秋三郎、そして舞台上でやいとやのへそあたりにえび型の生き物をけしかけてなぶりものにしているネオ十郎に向かって真吉が今、手の中のものを投げつける…「そしてお前に…レインボー!」しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1解説-1
 - にしじま - 
脚本家が財布を落としてしまい見にいけなくなったお詫びとして宣伝文句を入れたという信憑性の強い噂が飛び交うこの回は、何故か台風が直撃した日に撮影が行われ、野外のシーンは全部びしょぬれかつ飛ばされそうになりながらのシーンとなって非常にシュール。ちなみにホールブラザーズの芝居のシーン、上演されたのはビッグ錠の漫画「一本包丁満太郎」での、満太郎VS塩辛三兄弟の対決を忠実に戯曲化したもの。満太郎を演じた切口氏は、「ぶつかるときはインド人を右に」という歯切れの悪いコメントを残している。
第 29 話 あんたこの 誰が望む永遠 をどう思う
 脚 本家 ステーシー ニコルソン
あらすじ:
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「とっつぁん、しっかりしろい!」ステゾーの腕の中で、刺青職人の佐助(ペ・ヨンジュン)は今まさに息絶えようとしていた。悪徳公事師・内藤源内(葉加瀬太郎)の陰謀に利用された佐助は、内藤の用心棒・鬼岩軍十郎(ピーターバラカン)に口封じのために斬り捨てられて…許せねえ!「こ、この金を…」佐助から小判五両を受け取るステゾー。「わかったぜ、とっつぁん!」内藤たちの悪事を主水に知らせるために、ステゾーが走る…。しかし突然曲がり角から飛び出してきたカプチーノ号と絶賛正面衝突、「ひいいいいーーっ!」と悲鳴をあげながら宙を舞うステゾー。真吉「ステゾー、しっかりしろい!」「ううう。こ、この金を…」瀕死のステゾーから小判五両を受け取る真吉。「わかったぜ、ステゾー!」内藤たちの悪事を主水に知らせるために、真吉が走る。ステゾーを直接やったのは自分だという事実は置いといて…。しかし突然カプチーノ号の目の前に女装やいとや(ミラーボールガール風味)が現れて、びっくりしてハンドルを切り損ねて電柱に激突する真吉。やいとや「ベッカム屋、しっかりしろい!」「うう、この金を」瀕死の真吉から(以下ほとんど同文)やいとやが走る。しかし突然、秋三郎とおさなが「直撃!地獄パン」をひっさげて登場。「私の新作パン、食べてください!」やいとやを羽交い絞めにして無理やり口にパンをねじ込む古河屋夫妻。素晴らしいリアクションで悶絶するやいとや(以下だいたい同文)古河屋夫妻が走る…。しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1解説-1
 - ステーシー - 
しっかりしろいパターンの無限連鎖によって「終わらない日常」を表現した回。この後も、古河夫妻→ネオ十郎→典膳さま♀→出戻り銀次→山内P→宇崎竜童→西崎緑→ステゾー(二周目)…としっかりしろいパターンがえんえんと続き、仕事の依頼は永遠に主水のもとに届かない。番組中、澪が「ユビキタスで負けるな!」と書いたスケブを持って画面をずっとただよっているが、演出意図がまったく不明。

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終わりに殺陣をどうぞ

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