第21話 あんたこのスマックダウンをどう思う |
脚本家 DJみかんニコルソン
あらすじ:
常に華やかな戦いを披露してくれる米国大相撲。しかし、その舞台裏では落風味部屋と原料部屋との泥沼の確執が展開されていた。そんな中、主水たちの前に落風味部屋親方の捨美(ステファニー・マクマホン)が現れた。どうも原料部屋が原料部屋の親方である正平(エリック・ビショフ)と原料部屋所属の横綱・岩神楽(ブロック・レスナー)を中心に落風味部屋の力士を引き抜き工作を行っていたのだ。現に落風味部屋の主力であった大関・叡智富士(トリプルH)や関脇・貴栗栖(クリス・ジェリコ)らを引き抜かれ、落風味部屋は大打撃を受けている。その話に引きながらも仕事を引き受けた主水たちは「あんなバケモノとまともにやり合っても勝ち目があるわけがねぇ…。」と調査を開始する。そんな中、主水の前に大男二人が現れる。実はこの大男、落風味部屋の二大横綱・高見石(ザ・ロック)と春久川(ハルク・ホーガン)だった。仕置きの話を聞きつけて「その仕置き、俺たちも手伝ってやるぜ!」と勝手に盛り上がる高見石と春久川。そしてその様子にただ引いてしまうだけの主水。しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。 |
解説-1 |
2002/9/4
(水) 22:13:54 - DJみかん -
今回の仕置きはまさに「豪華絢爛」という言葉が似合うほどの見せ場の多い仕置きだった。まず、岩神楽にやいとやと春久川が仕置きを行うシーンでは、岩神楽の無尽蔵の剛力に苦戦するも、春久川のハルクアップに士気が上がり、その後は米国大相撲そのままの豪快な仕置きを披露。そして正平に主水と高見石が仕置きを行うシーンは、高見石が正平にロックボトムを極め、そしてすかさず主水がとどめの一斬り。主水と高見石との連携が際立ったシーンだった。そんな「豪華絢爛」な仕置きのシーンは瞬間最高視聴率118.3%という数字が示すとおり、必殺マニアに留まらずプロレスマニアも絶賛された。だが、今回のWWE側の出演料が膨大にかかり、番組続行不可能の危機にさらされたという話はマニアの間でも語り草となっている。 |
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