このページの内容は「必殺シリーズ」および「必殺仕業人」とは全く無関係です。

キャスト  オープニングナレーション
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エンディング


第91話 あんたこのひつじ年の沈黙をどう思う
 脚本家 ステーシーニコルソン
あらすじ:
主水、台湾の海賊版を集める
あー新年か。今年はちょっとがんばらないとなあ。去年の後半だけでへたれキャラとして定着しちゃったからなあ。もう厄年だし。…なんだよ、八丁堀たち一枚も年賀状よこしてないよ。来てるのは天満流やいと振興会の会費請求書だけかよ。そんなに嫌われてるって自覚はないんだけどなあ。あれかな、去年の仕業人忘年会で幹事やって、行きつけのコスプレパブに連れてったのがまずかったかな。赤ちゃんプレイ専門の。なぎとお道の目に怒りの炎が点ってたもんな。まあ、悪いことは忘れよう。忘れた。よし初詣だ、近所の神社の巫女さん(遠野美凪)、おみくじ。「☆美凪(巫女) >さいあくで〜す。混沌としているなら動かぬのがいいです。状況の変化を一歩退いて見るのがいいです。>やいとやさん」もういい、帰ってマチャアキのかくし芸観て寝る。天保の改革のせいで正月だからってぜいたくな食事もできないし(←微妙に時代設定が正確)。あれ?年賀状が一枚来てる。ワンギャル屋かな?それとも捨三…「今年も羊みたいにメーいっぱいがんばりましょう。おもち食いすぎんなよ、赤井剣之介」。剣之介?ばかなっ…!絶無っ…!奴は死んだはず…(ざわ…)。しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1 解説-1
 2002/12/29 (日) 23:59:13 - ステーシー 
やいとやのモノローグだけで話が進む、仕業人3最大の異色作。何せ仕事屋「負けて勝負」同様殺しのシーンがなく、それどころか山場すらなくだらだらとハンディカムでやいとやを撮りっぱなしにしてるだけである(撮影は出戻り銀次)。唯一の話題はやいとやが実は42歳と意外と年いってたことか。「剣之介が生きていた?」というネタを振って最終回に向けて盛りあがりを狙っているらしいが、実際彼はこれまでの話にもちょくちょく出てきている。86話とか。いまさら、という感じではある。
第92話 あんたこのラストエンペラー崩れをどう思う
 脚本家 きたのまことニコルソン
あらすじ:
なぎ、抹茶小倉スパに出会う
最終回をどう終わらせるか。それをテーマに会議は紅白歌合戦が開始に食い込んでも続いていた。「俺たちはなにか重……」主水が言いかけたそのとき、初日の出が暗がりだった彼らの顔を明らかにした瞬間、あるもう一つの重大なことに気づく。「やいとやが、黒四ダムからエネルギーを供給している!?」そう気づいたがとき既に遅し、関電工の職員(中島みゆき)が「うらみ・ます」をBGMに、生という条件の説得力をまとって、やいとやの安否を気遣うも、そこへ徴兵検査を終えた弥蔵が、「海軍だってさ…」と、やいとやに突き刺さったプラグを切ってしまう。そこへ翻したなぎ、「…地上の星は…軍歌です。」の一言で、すべてが変わる。しかし、気を取り直して、会議を続けるも、結局思いつくのは、フライデー廃刊集会を始めると、ミジンコ研究家(坂田明)のミジンコを登場人物に置き換えるという選択肢しか残されていなかった…。行き詰った主水、電波少年に毛が生えたような小林幸子の衣装をひったくって、赤坂スタジオ前の坂を2周近くしたところで…しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1 解説-1
 2003/1/26 (日) 12:04:02 - ステーシー -
冒頭の会議室のシーンは、@中島みゆきが関電工の職員・ミジンコ・田口トモロヲ・黒四ダム・風の中の昴・砂の中の銀河などにつぎつぎとコスプレして入ってくる、Aやいとやを演じているのがどうみても山崎邦正である、といった点からどうやらガキの使いのOP企画「チキチキ中島みゆき七変化」のフィルムを流用したものらしい。なお、前の回が元旦の話なのに今回が大晦日なのはミスではないかと受験生から大学入試センターに苦情が殺到したが、制作サイドは「今回の話は2003年12月31日ですから…」とうそぶいてるとか。
第93話 あんたこの爆笑問題の田中、愛ゆえに死すをどう思う
 脚本家 ステーシーニコルソン
あらすじ:
主水、感動する
闇の世界で最大の勢力と支持率を誇る保守系殺し屋組織・寅の会。そこの元締・虎(小泉純一郎)は年頭にあたって「今年もますます構造改革を進めなきゃいけないねっ、感動した!」と決意。死神(小泉孝太郎)と靖国神社公式初詣でに出かける。その帰り道、「西崎みどりカウントダウンニューイヤーライブ〜しらけた未年のにおいがするわ〜」を観てきた主水たちとたまたま出くわした虎は、「うん、君たちってすごく抵抗勢力っぽい。ていうか旧体制的にダサいっ。そんなんじゃアメリカの…いや国際社会の支持は得られないねっ!とら まんぴつ」と宣告。さっそく仕業人グループの分割民営化と、主水=オダギリジョー、弥蔵=葛山信吾、やいとや=賀集利樹、捨三=タマちゃんというキャスティング改革路線を打ち出す。そのニュースになぎとお道は「すごぐね?そったらキャスツングさまんずあり得ねんでね?感動したっちゃ」とセリフが奇怪な方言になるほど狂喜乱舞。一方、リストラされた藤田まこと氏たちの運命は?仕業人に分裂の危機が迫る!そのとき、爆笑問題の田中の目に涙が…。しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1 解説-1
 2003/1/7 (火) 01:15:06 - ステーシー 
この作品について監督の蔵原ニコルソンは、「仕業人3の最終回に向けて、危機っぽいというか女の子っぽい雰囲気を出してみたかった」と語っている。首相と孝太郎が劇中ずっとマサイ族の勇者の格好をしているのは意味不明だが、爆笑問題の田中の死をきっかけに仕業人たちの絆が甦るシーンは感動を通り越して失禁ものだった。またこの回、中村家の離れに住んでる三大テノールの連中が離れをオペラホール(3000人収容)に勝手に改築。中村家に文字通り暗い影を投げかけた。
第94話 あんたこの自己撞着をどう思う
 脚本家 WOニコルソン
あらすじ:
捨三、よりによってこんな画像かよと憤る
「いっそやいとやを消そうか…」という考えが一瞬脳裡を過った主水は、自身が疲れ果てていることに気づいてはっとした。何に疲れた? 家庭? 表の仕事? 裏稼業? 眼前にそびえるオペラホール? それらすべて…? それにしても何故やいとやを消そうなどと? 苛立ち? 嫉妬? ……愛?! 愛……。「仕業人愛」。爆笑田中の死に見出したのは紛れもなく剣之介の影だった。そこで俺たちは見失いかけていた何かを取り戻したはずだ、それが「仕業人愛」。それでは芥川竜之介が「愛すべき」と形容した「鼻」の主人公・禅智内供(北島三郎)へのヒューマニスティックな「愛」がやいとやに向けられたというのか? 愛するが故に殺す…三島由紀夫(ばんばひろふみ)的な類の愛なのか? 萩原朔太郎(坂崎幸之助)が詩の中で「おしろいを塗って」「白樺」を抱いたような孤独感の昇華したるところにある自己愛なのか? …………………いや! 「断じて」そうではないのだ! 目の前で尻にチューリップを挿して、幇間のロドリゲス(茶川一郎)と踊り狂っているあのバカヤローなど、もはや必要ないのだ。やいとやに比較的同情的な捨三すら、すっかり呆れ果てた体でゴミでも見るような顔じゃないか。だいたい、俺たちが新年会をやること自体、既に逸脱行為だ。ちっともわかっちゃいないんだ。だから俺は万年ヒラ同心だし、やいとやは今年も浪人決定だろう。永遠に美しいのは剣之介たちだけだ…どうせなら俺もかつての女に「昔はよかったねぇ…」などと刺し殺されたい。ドブに顔突っ込んで死ぬのもいい。……2次会は例によって初仕置、仕掛富くじで暴利を貪った武蔵屋(中尾彬)と勘定方・鰻野(小松方正)を殺ることになっているが、ついでにやいとやも…。「八丁堀、こんどはあんたの出し物ですぜ。ほら、ザルと手ぬぐい、割り箸はここだよ」「よ〜、おまたせ! さ〜て、当代きっての剣の使い手、八丁堀同心・不肖中村主水が皆様にご披露する今年の隠し芸は…」」 しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1 解説-1
 2003/1/18 (土) 11:45:10 - WO -
視聴者の期待通りに末期症状を呈し始めた第94話。第91話でのやいとやのモノローグ形式をやや踏襲した心内文形式で話は進む。終始苦虫を噛み潰したような表情で杯を傾ける主水が、最後にやいとやから隠し芸をバトンタッチされ晴れやかなバカ面に切り替わる映像美が秀逸。現在マスターテープは行方不明になっており、DVD化にあたっては、会費徴収機構に成り下がった「とらさんの会」から会員の録画テープを借りている。
第95話 あんたこの( ´∀`)をどう思う
 脚本家 ステーシーニコルソン
あらすじ:
弥蔵、横綱審議委員長を抹殺する
弥蔵がパスタ代を回収しに某塾講師(アバンギャルド)の所へ向かう道すがら、突如襲いかかる3人の刺客たち(江戸のクロねこ・みだれ雲・沙奈川渉)。彼らは弥蔵が昔参加していた殺し屋組織「萌えの会」の生き残りであった。弥蔵の大事なシスプリのビデオと塾講師を人質に取った刺客たちは、最近自分たちが結成した「萌えの会Repure」に参加して、主水たちを抹殺しろいと弥蔵に迫る。さらに松井を台湾球界に入団させろとか、タマちゃんのコスプレでガンジス川を泳いで渡れとか無茶を言う刺客たち。ふざけろっ…!刺客たちとビデオを鑑賞しながらきっちり萌えてる塾講師に、弥蔵の目には怒りの炎が点るばかりだ。でもあいつなら殺しても良心が痛まないやと、弥蔵はやいとやの家へ向かう。しかしそこで弥蔵が見たのは、新年会での汚れ芸人ぶりに激怒したなぎとお道がやいとやをマニアックに折檻する姿であった。ブラッディークロスの形にお灸をすえられて「殺す気かー!」と派手なリアクションを取るやいとやを、「上島竜平級のリアクション王に成長しやがって…まさにユーアヒューマン、感動した!」と絶賛して江戸を去る弥蔵。その数日後、弥蔵は松井を説得するために渡米。そして貿易センタービル跡地でヤンキースのオーナー(ナヴェツネ)と対決して「必殺萌え外し」をキメるが、萌え死ぬまぎわにオーナーが放った大リーグビームが弥蔵のハートを直撃する。や、弥蔵おっ!!しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1 解説-1
 2003/1/18 (土) 19:57:39 - ステーシー -
弥蔵の退場作。途中から暴力的にキャラが立ってしまったやいとやに比べていまいち影が薄かったが、大リーグビームの直撃によってドリームボールを操る美少女投手に変身、「これが…私?」と言い残してレッドビッキーズに入団する最期は必殺ファンならずとも号泣必至。第38話から62話にかけて、闇の会の元締(にしじまニコルソン)の代行として仕置の依頼の選考をした活躍も忘れがたいところだ。なお、弥蔵を演じた芹澤真琴氏はこの回のある意味壮絶な演技が認められて、アクションスターとしてハリウッドに進出。代表作に「萌えよドラゴン」の怒裸権榎道役、「ハリウッド版シスタープリンセス」のニンジャ役などがある。
第96話 あんたこのベンツ小林をどう思う
 脚本家 WOニコルソン
あらすじ:
道、やいとやの占いのお礼に蹴りをあげる
 センター試験が存外好調でご機嫌のやいとや、府中・大国魂神社へ御礼参詣の帰りしな居酒屋で梅見酒と洒落こんでいると、浪士風情の男・土下座衛門(斉木しげる)が近づき仁義を切る。やいとやも酔いに任せて仁義を返しひとしきり雑談。「…実は又兄ィ、あの河畔に男伊達の集まる水寨がござんしてね」土下座衛門についてゆくと、葦に囲まれたとりでで一癖ありそうな男たちが酒盛。聞けば腐りきった政官界を逐われた反骨の好漢が集うていずれ浮世に一颯の新風を吹かせんと機の熟すのを待っているとか。やいとや、彼等と義兄弟の杯を交わしてそこに逗留する。一方……主水はオカンムリ、裏の仕事がたて続き、弥蔵亡き今やいとやすら貴重な駒。そこへやいとやの使いなる小者(花紀京)が現れ手紙をみせる。『ようやく身を容れる新天地を見つけたぜ。梁山泊で男を上げてやるのさ。あばよ。天灸星の又』妙に伝法な調子の引退表明になぎは「又公、何かにカブレてるね」とゲンナリ。小者を問詰めると「兄ィは水道橋で勝負しなさってる」。……主水たちが水道橋に見出したやいとやは、血走った眼でパチンコを打つ梁山泊の打ち子であった。怒髪天を衝いた主水はやいとやを店から引きずり出し、顔がザクロになるまで殴る蹴る、「てめー今更この稼業を辞められると思ってんのか? 一人でイイ思いしようなんざ落ちぶれた証拠よ。やい、あの台の攻略ポイントを吐け。一蓮托生、みんなで地獄へ落ちようぜ」。やいとやは腫れあがった顔に笑みを浮かべ「わかりましたよ。八丁堀にゃ敵わね〜や」。主水「痛かったか? おめーが憎くて殴ったんじゃねえよ」。お道も涙を浮かべ「よかったね又さん、あたしたち、元通りの仕業人だよぅ」、捨三はなぎとペアになって歓喜の舞をヒトサシ……しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1 解説-1
 2003/1/21 (火) 22:43:38 - WO -
 大正琴の不可思議な調べとカメラにべったりついた指紋が気になるためにプロットが忘れられがちなこの回は某批評家に「もはや寝言」「消化試合」と酷評されたが、欧州の一部(江戸川区)では熱狂的に支持されている。ここ数話が微妙にリンクしているようにみえるものの特筆すべき仕掛けは皆無。
第97話 あんたこの呪われた離れをどう思う
 脚本家 WOニコルソン
あらすじ:
道、ハードディスクに蹴りをお見舞いする
 中村家の離れに取って代わったオペラホールで中島みゆき歌会'03《痴情の☆》がまったりと行われる中、エントランスの売店でプラスチック爆弾が破裂、明石焼を売っていたせんが重体に陥る。りつは半狂乱になりながら「今死なれては先代から譲られた500両のありかが…」とオロオロ。ヤベッ、そんな金があったのか!こりゃ〜少なくとも500両の隠し場所を聞き出すまで死なせるわけにはいかんと主水は巣鴨で闇医者を営む仕置人・BJ(加山雄三)に手術を依頼する。BJは100両戴きますぜと足許を見るが、400両残れば御の字と主水はあっさり承諾。手術室は絶対に覗くなよ、とせんの寝所を閉切って執刀を開始するが、そこへ萌えの会Repureの刺客トリオが踏み込んできて仮面ライダー祭りを始めてしまう。そのレベルの高さに腹をよじって笑いこけた主水がつい手術室の襖を押し倒すと、せんはどう見てもピノコになっているわ、BJは下半身を露出していろんな意味で果てているわ、なぜかおばさん(市川悦子)が匕首を眺めてブツブツ言っているわ……しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1 解説-1
 2003/1/22 (水) 19:29:00 - WO - 
 今回の的は摂津商人ブニ屋(御木本伸介)と剣術師範・海鼠原伝造(中田カフス)。仕置場面まで一切話に絡まないが殺られっぷりの印象度は本シリーズ随一。OPタイトルは全国小学生書初め大会の文科大臣賞に輝いた作品を使用。捨三のタバコがラッキーストライクに変わったのが98話への伏線になっている。
第98話 あんたこの汗臭い塩ラーメンをどう思う
 脚本家 てるひこニコルソン
あらすじ:
主水、男爵ディーノに憧れる
 昔主水がお縄にしたスリ、仁吉(ボブ・サップ)が御赦免になり島から帰ってきた。仁吉は許嫁のおこと(ボブ・サップ=二役)を探して江戸中を駆け回り、弥蔵の長屋でその姿を見つけるが、おことには既に一太郎(ボブ・サップ=三役)という子がいた。旗本・巽監物(ボブ・サップ=四役)の次男、千之助(ボブ・サップ=五役)というヒモがいたのだ。二度としないと誓ったはずのスリで千之助に五十両の手切れ金を払い、三人での暮らしを始める仁吉。だが仕官が決まり、妻を娶ることになった巽は邪魔になったおことを一太郎共々斬り捨ててしまう。仁吉は奉行所に訴えるが聞き入れてもらえない。弥蔵にただ一言、悔しいと言い残し去る仁吉。翌日、河原で見つかった仁吉の死体。しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。

 
解説1 解説-1
 2003/1/28 (火) 02:05:32 - にしじま
 話数調整のために撮り足されたこの回は、役者がほぼ全員出演不可能(打ち上げの席でなぎ・道によるほぼ全員への暴行)のため、全編粘土アニメ(見よう見真似)で撮影されている。弥蔵のあまりの似て無さにはもはや苦笑しか。ボブサップのみ本人が細胞分裂して登場しているが、このことに関して監督の松野ニコルソンは「難しいホンはみんなワイに回ってくるんや…」と渋い顔。殺しのシーンに選ばれた謎の植物(ボブサップを次々取り殺した謎のキノコ)が生い茂るロケ地は、信州方面という以外全く不明。
第99話 あんたこの最初から用意されていた答えをどう思う
 脚本家 とつかニコルソン
あらすじ:
捨三、最後まで画像なしかよ…と思う
奉行所へ主水に対する苦情が殺到する。中村主水と名乗る同心が子供のお菓子を奪ったり砂山を壊したり洗濯物に泥を投げつけたりしたというのだ。身に覚えの無い話に困惑する主水が中村家へ帰ると、今度は中からせんとりつに対する思いつく限りの罵倒(大前均)が聞こえてくる。異常を察知した主水が中に入ると、そこに居たのはもう一人の中村主水(阿藤海、現・阿藤快)だった。マフラーの色(佐々木剛)から藤田まことの方が本物と分かるが、主水はふてぶてしく居直るニセ主水をどこか憎めず、二人は意気投合する。しかし、主水に対する苦情は後を絶たず、寺社奉行所に無断で掛け合ったり黒い噂の絶えない大店に目を付けられるなど激化の一途をたどる。そんな中、最近裏の仕事の声が掛からないことに気付いた主水がアジトに行くと、やいとやの「お前さん今さっき帰ったばっかりじゃねえか」や、捨蔵の「金なら分けたじゃねえですか」などとお決まりのセリフを吐く。訳も分からぬまま主水が家に帰ると中から中村主水らしい影(中井貴一)が走り去るのを目撃する。家の中ではニセ主水が腹部に脇差を受け倒れていた。瀕死のニセ主水の口から事件の真相が語られる。殺し屋組織・午の会が主水を追い詰め、成り代わろうとしているというのだ。しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1 解説-1
 2003/1/28 (火) 02:05:32 - とつか - 
 すでに使い古された主水=馬面ネタの今回であるが、元締・馬(三遊亭円楽・笑点司会者)をはじめとする歴代ニセ主水を演じた役者達(大杉漣、中村敦夫、阿部寛、斎藤洋介、島田久作)が大集合、馬面が居並ぶ姿やニセ主水が入り乱れる仕置シーンは圧巻であった。 また、せんの「ムコ殿が二人!」など名台詞が多い本話。結末、午の会最強のニセ主水(ナリタブライアン・元三冠馬)を倒した主水にやいとやが「お前さん本物かい?」とたずねた際に「わからねえ。だが生き残ったからには俺が本物なんだろうよ」と答えるのは、主水の多面性と人生観を捉えた名シーンとしてファンの間で(特に木星圏で)語り草となった。
第100話 あんたこの終わりに腰砕けをどうぞをどう思う
 脚本家 にしじまニコルソン
あらすじ:
主水、最終回にこの画像はどうかと思う
いよいよ大詰めとなった萌えの会Repureとの対決。とりあえず萌えグッズやらをばら撒いたりすりゃあいいという情報を捨三から入手するものの、買いに行かされた(注・強制お使い)やいとやが秋葉原のオタクショップで「いやだねぇ、何ですかこの異様な臭気は。こうみえてもあたしゃ神経質なたちでね、フン」と言ってしまって全治3ヶ月の重傷を負うくらいにボコられるありさま。その頃なんとはなしにまたいつもの海辺の宿で遊んでいたなぎと道が、午の会と萌えの会Repureのちょっとした口喧嘩(二次元コンプレックスに関する是非)を目撃。うまい具合に会いの手を入れていくと五分の間に全面抗争に燃え上がった上に全員死亡。ゲラゲラ笑いながらやいとやの入院している病室で、片っ端からお見舞いのメロンをむさぼりくう道と捨三のそばで、主水となぎが話しだす。「これで…よかったのでしょうか?」「少なくともこれも一つの終局だ。」「しかし、少なくともこれは…お遊び…そして妄想に過ぎないではないでしょうか…。」「なぎ、俺ははなっからおめえなんて信用しちゃあいねえぞ。おれたちは作家、プロデューサー…そういった人間たちの妄想の果てに生まれてきただけじゃねえか、もともと。人間の妄想が果ててみろ。金をもらって仕置することすらかなわねえじゃねえか」そんな意味深なセリフを言うやいなや、いきなり全員でやいとやのベッドを川に持って行く一同。「アイツはいつも言っていた、この川はやがて外国に通じてるってな」とニタニタ笑いながらやいとやを糸井貢よろしく海に流す主水一同。しかしやいとやが生意気にも「行き先ーっ?この船に聞いてくれーっ!」と若(ゴッド姉)のモノマネのアドリブをかましたのに腹を立て、道渾身の波動拳(サターン版必殺の念仏の鉄仕様)でいつもの流れ橋もろともやいとやを吹き飛ばす…しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。
解説1 解説-1
 2003/1/28 (火) 02:05:32 - にしじま -
せんりつが帰ってきたやいなや江戸を火の海にしてしまい、話がどう展開するのか全く読めなかったこの最終回は、仕事人(1)を彷彿とさせる腰くだけ最終回となったが、最終回にふさわしくドラマの最後のほうで主題歌がかかってフルコーラス…という流れになっている。しかしいかんせん元の曲が45分ある大作であったため、ほぼ全編曲がかかっているのはいかがなものか。なぎと道の別離のシーンなどで、主題歌途中で「昌晃ー、ごはんよー」「今録音しとっちゃけん」という声がするのには興ざめ。なお、やいとやはこのラストで死亡が確認されたあと王大人によって蘇生され、意識不明の中で無理やり山内ニコルソン氏の手によって仕業人4の出演を承諾させられているというのはつとに有名な話。この「仕業人3」を最後に藤田まこと氏は中村主水役の降板を申し出るが、のちに「必殺25歳。〜一度やってみなよ〜」で復帰するのはみなさんも御存知の通り。
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あんたこの仕業人IIIトップをどう思う

殺られた主水は夢ん中

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