第 55 話 あんたこの 尻相撲学生チャンピオン をどう思う |
脚
本家 スポント ニコルソン
あらすじ:
チェス名人で鳴らした玉井黒酢左衛門(Mr.オクレ)は詰チェスで卑猥な画像(猫ひろし)を描いたとの濡れ衣を着せられアルカトラズ刑務所へ。それから60年、将軍家御将棋所で権勢を誇るチェスコンピュータ・ゲジヒトくん(石原良純)と対決するため、奴は帰ってきた。大宇宙の意思(江原啓之)に導かれ黒酢左衛門を応援する仕業人一同。だが、ハーフタイムに拉致された黒酢左衛門は全身に蒲焼さん太郎をペタペタされる拷問をうけ、瀕死の重傷を負う。『ヤッタ!ボクの勝ちデスネ!』許せねえ!アストロ仕業人たちは試合会場・上野寛永寺とニカラグア中央病院ICUを暑苦しく往復し、黒酢左衛門の一手メモを暑苦しく伝える。会場にはテフロン加工で偽黒酢左衛門に仕立てあげられたやいとやがスタンバイ。「えーっと…2三、歩」『同、金』「3五、スパイ」『2一、高射砲部隊』「盤裏、桂成」『隣町、香』「3六、ピッケルシャーク」『8八、ニョロニョロ大発生』「4四、アダルトコーナー(熟女もの)で2時間悩んでる高校生」『7六、満員電車で8つ折の東スポ(いろ艶筆)読みふける万年係長』一進一退の攻防にギャラリー(ゲバルト沼高校黒魔術部の皆さん)も沸く。しかし、次の一手がなかなか来ない。かくなるうえは本因坊秀策の霊(スタープラチナ)に相談だ。「そがいな事言われても、わしゃあ囲碁専門じゃけえのぅ。ていうか、仕業人の時代ってわしまだ生きとりゃあせん?(1829-1862)」ここでアメ横名物パイン棒かじりながら八(しずちゃん)登場。「何してやがったんだい、はやくメモ寄越しな。えぇっと…3七、くさやの干物、するめ、貝ヒモ…毎度ありがとうございます佐藤乾物店?」『4四…ガガ、ピー…合計で…ガガー…2,400円になります…』しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。 |
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- スポント -
全編ひたすら駆けまわるアストロ仕業人の暑苦しさが気温70度越えを招き、エアコン業界からは感謝状とペンギン人形1年分が贈呈された。古代インド将棋のルールを意味もなく完全再現したという対局だが、どうみてもメガドライブ版アドバンスド大戦略・ドイツ電撃作戦の流用なのが惜しまれる。仕置シーンではやいとやが田村高廣気取りで「2三歩!3五銀!3七桂成!」とか騒ぎながら標的を雪隠詰めにするが「ワハハハハ!ここで伏せカードをオープン、罠カード発動!」怒涛のワンターンキルで返り討ちに。『いいのよ又ちゃん…遠見の角に好手ありなのだから…』と、なぐさめ主婦。 |
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