第 111 話 あんたこの ホカホカゴッドねえちゃん をどう思う |
脚
本家 雨園 ニコルソン
あらすじ:
今日も今日とて宇宙の会の競りにやって来たずんだ。 おや?今回の競りの会場、神社の境内? なんか八丁堀やおふう、がむてや、みんな来てるし・・・それに何故かみんなマフラーや手ぬぐい、ほっかむりで顔隠してるし・・・ がむてや、顔にガムテープ巻いてるのに傘被る必要無いんじゃ・・・ あのデストロイヤーのマスク被ってるのは、服装からしてやいとや? さらに猿のかわりに・・・水色のカバ?! 「僕はカバじゃない!ムーミントロールだ!」と怒る元締弁天(岸田今日子)の仕切りで競りが始まる。 今回の殺しの的は、神保主税(富山敬)率いる旗本愚連隊ザー(JAC)。わらべや文七(ソニー千葉)は新作映画の撮りを優先する為割って入る事も無く、すんなりと主水グループが競り落とす。 しかし、競りに来ていたうらごろしグループの若(和田アキ子)がデストロイヤーマスクを被ったやいとやを、本人と勘違いしてハリセンでシバき回し、やいとやは再起不能に陥る。数の多い旗本愚連隊ザーを仕置するには人手が要る。アストロ仕業人のほとんどは盆休みを取って里帰り中。まさに猫の手も借りたい主水グループに、がむて生物・鋳掛屋のブニョ(蟹江敬三)が助っ人を申し出る。しかしそこで主水が、「おれたちは何か重大な間違いをおかしているのではないか」と気付き始める。 |
|
- 雨園雷多 -
今回助っ人に現れた鋳掛屋のブニョは、特定の殺し技を持たず、その場その場で有効な手段を取る技巧派。ある時は手刀で首の骨を折り、ある時は十字手裏剣を使い、ある時は配下のスケバン仕業人・かもめ(南野陽子)、おみつ(相良ハル子)を使い、果ては悪人を氷漬けにしてノコギリ引きするという荒業をも使う。今回やいとやがマスクを被っての出演なのは、大出俊氏の契約切れによるものだが、若にハリセンでシバかれる姿を見たドスカラス(どっかの猿の弟)が、「にいさん・・・ものすごい殺気をまきちらしたデストロイヤーとはまるで別人みたいだね。みていて、なんだか悲しくなるよ。」と兄・マスカラス(どっかの猿の兄貴)に漏らすが、実際別人。なお、今回のシナリオは、雨園ニコルソンが旋風編の映画用に考えていたシナリオを、ネタ切れのため激闘編に持って来たものである。 |
|
|
|